インプラントとは

インプラントとは虫歯や歯周病などが悪化し、それが原因となって歯が失われたところに、インプラントというチタニウム製の人工歯根を埋め込み、その上に補綴物(歯冠)をはめ込む治療方法です。

当クリニックでは、1981年の導入に始まり、これまで数万症例以上に上る実績を積み上げてきました。

従来の治療方法では、例えばブリッジの場合、隣り合った健康な歯を削らなければいけない、入れ歯の場合はバネで両側の歯を痛めてしまうなど、様々な問題や体への負担がありました。

それが、画期的なインプラント治療の登場により、解決されるようになりました。

周囲の歯に負担をかけずに、入れ歯などに特有の異臭がすることなく、見た目も強度も使い心地も天然歯とほとんど同じように噛むことが出来る、それがインプラントです。

全ての患者様に、サージカルガイドによる安全性を最重視した埋入システムを採用

当クリニックでは、インプラント発祥の地 スウェーデンにおいてトップシェアを誇るアストラテックインプラントシステムを採用しています。また、すべての患者様のインプラント治療に3Dシミュレーションにより作成した手術用ガイド(サージカルガイド)を用いています。

サージカルガイドを使うことで、ドクターの経験のみに頼ることなく、CTによる精密検査のデータを元にコンピュータ上でインプラントを埋め込む位置を正確にシミュレーションし、歯槽骨や歯肉の状況を把握したうえで、切開を最小限に留め、最適な位置にインプラントを埋め込むことができます。

低侵襲手術(体への負担を極力抑えた手術)で安全なインプラント治療を実現するためには、こうした事前のプランニングと、埋入位置や深さを決めたサージカルガイドを利用した手術が必要不可欠です。サージカルガイドを使用するインプラント手術を「ガイデッド・サージェリー」といいます。

1本~数本のケース

“機能性”“審美性”“耐久性”を重要視したインプラント治療

国際デンタルクリニック各院のインプラント治療では、フィクスチャーというチタン製の土台(インプラント体)の上にセットするアバットメント(支台)に、ジルコニア製のものを採用し、さらに最終上部構造(補綴物)には同じくジルコニア製のオールセラミックスクラウンを標準採用しています。

そのため、天然歯に極めて近い透過性に優れたナチュラルな仕上がりとなり、アバットメントにジルコニアを使用するので、将来的にも歯茎と歯の境目が黒ずむ心配がありません。噛み合わせの調整は当然ですが、単に咬むようにするだけでなく、仕上がりの美しさも重要なポイントです。

わずか10分、短時間で出血・痛みのないオペレーション

事前に最新のCTで撮影・診断したデータをもとに、オペ当日までにしっかりと治療プランを策定するため、通常ケースであれば10分程度で施術が終わります。

また、基本的にインプラントオペはフラップレス(無切開・無痛)手術で行っているため、ほとんど出血がなく痛みもないため、患者様の負担が少ない施術を実現しております。
※当日の食事や運転も可能です。

無歯顎(すべての歯を失ってしまった方)のケース

骨造成・全顎インプラント治療など難症例の治療実績多数。ご安心ください。

当クリニックでは医院設立以来、これまで数えきれないほどの難症例といわれるケースを手掛けてきました。骨の少ない難症例においても、オステオトームやサイナスリフトなどの増骨技術により、問題なくインプラント埋入を実現しています。

そのため、過去にインプラント治療の失敗・断念を経験されたことのある多くの患者様がご相談にいらっしゃいます。

“骨量が少ない”、“骨密度が低い”などの理由で治療をお断りすることはありません。あらゆるケースに対応していますのでご安心ください。

総入れ歯の方、歯周病が進行してしまっている方への固定式インプラント治療

こうした患者様の治療法は、2種類から選択いただけます。

・ボーンアンカードフルブリッジ

5本以上のインプラントを埋入し、ボーンアンカーと呼ばれるU字型の歯をしっかりと固定する方法です。

・オーバーデンチャー

2本以上のインプラントを埋入し、アタッチメントで取り外しのできる入れ歯を装着します。通常の入れ歯と異なり、ずれる心配がありません。

インプラントとほかの治療の選択肢

入れ歯

MERIT

ブリッジではカバーできない大きな欠損に有効。ブリッジのように、隣りの健康な歯を削る必要がない。

DEMERIT

バネによる隣りの歯への負担が大きい。
噛む力は健康な歯の30~40%程度。
頻繁に取り外し、手入れする必要がある。
すぐにガタつきやすい。
口の中に違和感を感じやすい。
歯垢がたまりやすく、異臭が発生するなど不衛
生になりやすい。

ブリッジ

MERIT

固定式のため、装着時の違和感があまり無い。

DEMERIT

ブリッジを固定するために、両隣の健康な歯を削らなければならない。
支えとなる両隣りの歯に大きな負担がかかるため、将来それらの歯に大きなダメージを与える可能性がある。
ブリッジの下部と歯肉の間に歯垢がたまり、不衛生になりやすい。
空気が漏れてクリアな発音が困難になる場合がある。

インプラント

MERIT

天然歯のように顎の骨に固定するため、違和感なく噛むことができる。
噛む力は天然歯の約80%程度のため、固いものも噛むことが出来る。
両隣りの歯を削る必要がない。
見た目が天然歯に近い。

DEMERIT

インプラントを顎の骨に埋め込む手術が必要。
全身疾患がある場合、治療出来ないことがある。
維持するために、口腔衛生管理と定期的なメンテナンスが必要。

治療の流れ

STEP1

最初に、お口の中の写真やCTスキャナー写真の撮影、咬合検査、歯周病検査、模型作製のための歯型採りなど、精密検査を行います。

STEP2

精密検査で得られた結果をもとに綿密な治療計画を立て、患者様にご説明します。
この治療計画や治療費のお見積もりをご理解・ご納得いただいたうえで、治療を始めさせていただきます。
歯型を採り、渋谷本院に併設されている技工所で、インプラント埋入時に使用するサージカルガイドを作製します。

STEP3

お口の中をすみずみまできれいにクリーニングします。
サージカルガイドを装着し、再びCTスキャナー撮影をしてからコンピューター解析を行います。

STEP4

滅菌対策を徹底した独立型のオペ室にて、サージカルガイドを使用したインプラント埋入オペを行います。

STEP5

顎の骨とインプラントが結合し安定するのを、約3~6ヶ月の間待ちます。
レーザーで歯肉を切開し、インプラントの先端部分にチタンでできた部品をセットします。

STEP6

型を採ってセラミックの人工歯を作製し、それを装着すればインプラント治療の完了です。
治療完了後は継続的に定期メンテンナンスを行い、インプラントを長期間安全に使えるようにすることが大切です。

インプラント治療Q&A

  • Qインプラントの治療期間はどのぐらいですか?

    インプラントの埋入後、骨との結合を待つ必要があります。通常の場合、埋入から最終的なセラミック製の人工歯セットまで、およそ下顎では4ヶ月、上顎では7ヶ月程度の期間が必要になります。また、サイナスリフトなどの増骨手術を施す場合は、さらに期間が延長されます。

  • Qインプラントの埋入手術はどのぐらいの時間で終わりますか?また、痛みが伴いますか?

    本数にもよりますが、埋入手術自体は、およそ10〜20分以内で終了します。麻酔を施すため、手術中はまったく痛みは感じません。手術後、ごくたまに少々の腫れが見られるケースもありますが、身体への負担は、歯を抜くのと同等、もしくはそれ以下とお考え下さい。

  • Qインプラントの寿命はどのぐらいですか?

    他の天然歯の残存数など、口腔内のコンディションにより大きく左右されます。当クリニックでは、1981年よりインプラントの治療を行っていますが、ご自宅での毎日の丁寧なブラッシングに加え、定期検診などのメンテナンスをしっかりと行えば、埋入したインプラント体(フィクスチャー)は、数十年間に亘り問題なく機能すると考えています。

  • Qインプラントの保証はありますか?

    ご自宅での毎日のブラッシングもとても重要ですが、およそ3〜4ヶ月に1回の定期検診が必要となります。

  • Qメンテナンスはどの程度必要ですか?

    ご自宅での毎日のブラッシングもとても重要ですが、およそ3〜4ヶ月に1回の定期検診が必要となります。

  • Qインプラントの費用はどのぐらいかかりますか?

    単歯欠損の場合、1本当たり398,000円(税別)となります。
    こちらの金額には、手術前の口腔内クリーニング、埋入手術、天然歯同様のセラミック製クラウンの装着、及びそれらに伴う施術費が含まれています。

  • Q治療費の支払いは治療前の一括払いになるのでしょうか?

    ご一括にてお支払いいただく必要はありません。通常の治療に比べ治療期間が長いため、治療の進み具合に応じ、数回に分けてお支払いいただくこととなります。
    まず、インプラント埋入の前に、総費用の半額をお支払いいただき、その後、骨との結合を待ち、フィニッシュまで数回に分けることとなります。

  • Qインプラントの治療費は税金控除の対象になりますか?

    インプラントの治療費も医療費控除の対象となります。ただし、1年間で200万円が上限となります。